根付
竹と梅 竹と梅

 帯下に入れる差し根付である。象牙に竹と梅の花が彫ってある。竹根の周りに小さな枝根を刈り取ったコブがリアル感を醸しだす。梅の花
と小さな蕾が白く光る。枝を縛った紐の撚り、竹の端先には竹葉が数枚囲み帯留めの役目をする。飴色の着色、節と節の艶は本物の竹かと。
江戸時代後期の舟民作。 京都の舞妓さんが使っていたものであろう。ヤフオクにて(京都 宝夢クラフト) 象牙 105×16×15mm 20g